上海退魔行〜名人録〜
一覧表A.LIST
アーサー・ウェイト |
イギリスの神秘主義者。『タロット図解』の著者。本名、アーサー・エドワード・ウェイト。 |
アーネスト・シートン |
イギリス出身のアメリカの作家、画家、博物学者、自然主義者。本名、アーネスト・エバン・トンプソン・シートン。 |
アーネスト・フランシスコ・フェノロサ |
アメリカの日本美術研究家。海外に日本美術を紹介し、その復興に尽力した。 |
阿炳(アーピン) |
盲目の天才的な民俗音楽家。二胡と琵琶の名人。本名、華彦鈞。 |
アニー・ベザント |
イギリスの社会運動家にして女権論者。後の神智学協会の指導者。 |
アフマド・ハーン |
ムスリム改革運動の指導者。東インド会社の裁判所書記。 |
アブラハム・ザ・ジュー |
アブラ・メリンの弟子。ドイツで代々魔術師を務める家柄に生まれた魔術師。 |
アラン・ピンカートン |
世界初の私立探偵。南北戦争ではリンカーン大統領の護衛も務めた。 |
アルバート・フィッシュ |
400人以上の子供を殺害し喰らった食人鬼。通称「満月の狂人」。 |
アルフレッド・セイヤー・マハン |
アメリカ海軍少将。アジア艦隊所属イコロイ号の副長。 |
アルフレッド・ラッセル・ウォレス |
博物学者。ダーウィンと同時期に進化論の着想を得たが、後に心霊研究に傾倒した。 |
アレクサンドル・ギュスターブ・エッフェル |
「鉄の魔術師」と称されるフランスの技師。エッフェル塔の設計者。 |
イグナーツ・ゼンメルワイス |
ハンガリーの産婦人科医。「治療前に手を洗う」予防法を説いた産褥熱の研究者。 |
イザベラ・バード |
イギリスの旅行家。通算30年に亘る世界各地への旅行を行う。 |
伊庭八郎(いばはちろう) |
幕末の剣豪。心形刀流の使い手で「伊庭の小天狗」、「隻腕の美剣士」と賞された。 |
イワン・ゴンチャロフ |
ロシアの作家。代表作『オブローモフ』 イワン・アレクサンドロヴィチ・ゴンチャロフ。 |
イワン・シュテンドルフ |
酒天童子として畏れられた鬼。正体は北欧の海賊。出展『THE・MOMOTAROH』 |
鵜堂刃衛(うどうじんえ) |
「黒笠」と呼ばれる人斬り。政府の依頼を受けて要人暗殺を行う。出典『るろうに剣心』 |
エスペラント博士 |
世界共通語エスペラント語の発案者。本名、ラザロ・ルドヴィコ・ザメンホフ。 |
エミール・アドルフ・フォン・ベーリング |
西プロシア出身の細菌学者、実業家。第一回ノーベル生理学・医学賞受賞者。 |
オラフ・ヤンセン |
地底世界へ迷い込み、二年間、地底の巨人の国で過ごしたノルウェーの漁師。 |
快楽亭ブラック(かいらくていブラック) |
明治日本で活躍した初の外国人落語家。本名、ヘンリー・J・ブラック。 |
果心居士(かしんこじ) |
戦国時代に現われた謎に満ちた妖術師。 |
仮名垣魯文(かながきろぶん) |
作家、戯作者、記者。演劇界、花柳界のゴシップに詳しい。本名、野崎文蔵。 |
ガリフェ・ガストン |
フランスの反動的将軍。ヴァルデク・ルソー内閣で陸軍大臣に就任した。 |
岐都禰の直(きつねのあたい) |
上海賀茂神社に集う陰陽師。『日本霊異記』に登場する人と狐の間に生まれた子。 |
金玉均(キム・オッキュン) |
李氏朝鮮の改革思想家、開化派の指導的政治家。 |
ギュスターブ・ヴィシー |
フランス出身の時計技師にして稀代のオートマタ職人。 |
雲井龍雄(くもいたつお) |
戊辰戦争後の集議院議員。薩長主導政府を批判し続けた。本名、小島辰三郎。 |
グランディス・グランバァ |
ブルーウォーターを狙う女盗賊。出典『不思議の海のナディア』。 |
児玉源太郎(こだまげんたろう) |
徳山藩士。明治陸軍三傑の一人。数々の内乱・戦争で武功を挙げた。 |
サミュエル・ル・ビアン |
フランス出身の人狼。出典「ジェヴォーダンの野獣事件」、映画『ジェヴォーダンの獣』 |
ジャンヌ・ダルク |
百年戦争の英雄、聖女にして魔女と呼ばれた羊飼いの少女。 |
ジェームズ・チャーチワード |
元英国陸軍大佐を自称するアメリカの作家。『失われた大陸ムー・人類の母なる国』の著者 |
ジェフリー・アマースト |
18世紀英領北アメリカ総督。天然痘ウィルスによって北米の先住民を虐殺した男爵。 |
盛宣懐(シェン・シアンファイ) |
字は杏生、号は次沂。洋務派官僚、実業家として中国の近代化に尽くした。 |
下岡蓮杖(しもおかれんじょう) |
日本初の商業写真家、日本画家。本名、桜田久之助。 |
ジョルジュ・クレマンソー |
フランスの政治家。後の首相。「虎」と仇名された戦争推進派。 |
ジョン・ウィルクス・ブース |
リンカーン大統領を暗殺した南部出身の舞台俳優。 |
ジョン・エリクソン |
軍事発明家。回転砲塔搭載装甲艦「モニター」を設計・建造。 |
ジョン・フィッシャー |
変わり者のイギリス軍人。戦艦ドレッドノートの発案者。 |
ジョン・ボイド・ダンロップ |
イギリス出身の空気入りタイヤの発明家。ダンロップ・タイヤ社の創始者。 |
左宗棠(ズオ・ゾンタン) |
洋務派官僚の一人。字は李高、号は湘上農人。 |
スタンド・ワティ |
南北戦争で最後まで戦った南軍将軍。唯一のインディアン将軍。本名、デガドガ。 |
聖テレジア |
「幼いイエズスの聖テレジア」と称された聖女。本名、テレーズ・マルタン。 |
僧格林泌(センゲリンチン) |
清朝最後の猛将と謳われたモンゴルの科爾沁左旗の貴族。 |
鄒伯奇(ゾゥ・ボジ) |
広東省南海出身の学者。天文・数学・物理・地理学や儀器製造に通ずる。 |
太史慈子義 |
三国志に名高い猛将。孫策と互角に渡り合い、敗れた後は孫策に帰順した。 |
竹内巨麿(たけのうちきよまろ) |
天津教教主。竹内文書を発見、世に知らしめる。宇多天皇の子孫を騙る。 |
大胖女人(ダーパンニュレン) |
ニャルラトホテプの化身。身長7フィート、体重600ポンドの太った女のような怪物。 |
高島呑象(たかしまどんしょう) |
実業家にして易者。高島易断の創立者。「易聖」と称された。 |
チャイニーズ・ゴードン |
本名、チャールズ・ジョージ・ゴードン。中国名は戈登。常勝軍指揮官。 |
チャールズ・ワーグマン |
イギリスのジャーナリスト、風刺漫画家。英字新聞『ジャパン・パンチ』を創刊。 |
チュザーレ・ロンブローゾ |
犯罪医学の先駆者。『犯罪人論』という著書の中で、「生来犯罪者説」を唱えた。 |
崔済愚(チェ・ジェウ) |
朝鮮民族固有の宗教東学の創始者。号は水雲。 |
陳玉成(ツン・ユイツン) |
後期太平天国を支えた猛将。本名は丕成。「四眼狗」の異名で呼ばれた英王。 |
テオドール・ヘルツル |
シオニズムの提唱者。イスラエル建国の祖と言われる事もある。 |
デビッド・リビングストン |
医療伝道師にして探険家。欧州の奴隷貿易を批判し、伝道団の結成を呼び掛けた。 |
徳川家茂(とくがわいえもち) |
第14代征夷大将軍。公武合体の為、皇妹和宮と政略結婚。 |
トーマス・クック |
イギリスの旅行代理業者。近代旅行の父。トーマス・クック・アンド・サン社の創始者。 |
ドラゴン・ディックス |
アメリカの精神病院改革者。本名、ドロシア・リンド・ディックス。 |
董海川(ドン・ハイホゥ) |
八卦掌の創始者。八卦掌は中国拳法としては最も新しい流派。 |
長野桂次郎(ながのけいじろう) |
アメリカで「トミー」と呼ばれたアイドル侍。『トミーポルカ』というヒット曲を生んだ。 |
ナタ |
天女の如き美貌を備えた少年神。教における中壇元帥。 |
ナット・ラブ |
アフリカ系アメリカ人の黒人カウボーイ。最も有名なカウボーイの一人。 |
ネイサン・ベッドフォード・フォレスト |
秘密結社クー・クラックス・クラン(通称KKK)の初代指導者。 |
巴夏礼(パークス) |
イギリスの外交官。現在は日本公使。本名、ハリー・スミス・パークス。 |
パンジャ |
暗黒大陸でジャングルを統治していた純白のライオン王。出典『ジャングル大帝』 |
ピーター・クロポトキン |
ロシアの公爵出身の政治思想家。本名、ピョートル・アレクセヴィッチ・クロポトキン。 |
ピーター・パン |
夢の島ネバーランドからやってきたと吹聴する少年。出典『戯曲ピーター・パン』 |
平野五岳(ひらのごがく) |
幕末・明治期に活躍した文人画家であり、真宗大谷派専念寺の僧侶。 |
ファーガス・ヒューム |
『二輪馬車の秘密』の作者。本名、ファーガソン・ライト・ヒューム。 |
フェルディナンド・フォシュ |
フランス軍兵士。後のフランス軍将軍。第1次世界大戦では連合国最高司令官。 |
フェルディナント・フォン・リヒトホーフェン |
ドイツの地理学者・探険家。近代的地形学を築いた人物。 |
馮桂芬(フォン・グィフェン) |
江蘇省出身の進士。李鴻章の幕下で洋務運動推進派。字は林一、号は景亭。 |
フランシス・スミス |
イギリスの発明家でスクリュー船の考案者。 |
フランソワ・ヴィドック |
フランス生まれの世界初の探偵。「牢名主」と呼ばれる。 |
ブランヴィリエ公爵夫人 |
浮気症のニンフォマニアで毒殺マニア。本名マリー・マドレーヌ・ドープレ。 |
フリッツ・ハールマン |
「ハノーヴァーの屠殺人」の異名を持つ食人鬼。同性愛者。好物は美少年。 |
フレデリック・ダグラス |
アメリカの奴隷制廃止論者の黒人政治家。黒人奴隷解放運動の指導者。 |
ベル・ボイド |
南軍の美少女スパイとして活躍した女傑。本名、マリア・イザベラ・ボイド。 |
ポール・クリスチャン |
カバラ占星術師兼魔術作家。本名、チャンジャン・バプティスト・ピトワ。 |
星忠狂(ほしただのり) |
仙台藩士。洋式銃隊額兵隊を率いて榎本ともに奮戦した。本名、星恂太郎。 |
マーク・トウェイン |
『トム・ソーヤ』、『ハックルベリ・フィン』の作者。本名、サミュエル・ラングホーン・クレメンズ。 |
マッド・ブッチャー |
年齢性別を問わず、徹底的に解体し、必ず首を胴体から切り離した殺人鬼。 |
マフディ |
スーダンの英雄的宗教指導者。本名、ムハンマド・アフマド・イブン・アッサイイッド・アブド・アッラー。 |
マンスフィールド・カミング |
SISの設立者にして初代長官。マンスフィールド・ジョージ・スミス・カミング卿。 |
源頼光(みなもとのよりみつ) |
平安時代中期の名将。酒呑童子討伐を始め、数多くの妖怪退治で知られる。 |
三宅秀(みやけひいず) |
日本人初の医学博士。東大医学部の初代学部長。 |
ムッシュー |
アグリッパ・フォン・ネッテスハイムの使い魔だった黒いプードル。 |
梅巧玲(メイ・クァオリン) |
京劇役者。「同光十三絶」に数えられる名旦(女役)。「四喜班」一座の座頭。 |
山岡鉄舟(やまおかてっしゅう) |
幕府剣術世話役。慶喜の警護、西郷との面会を果たした。「幕末の三舟」の一人。 |
ユジューヌ・ヴァントラ |
フランスに修道会「カルメル会」を広め、預言者エリアの再来を自称した魔術師。 |
ライヘンバッハ男爵 |
オディック・フォースの発見者。本名・カルル・フォン・ライヘンバッハ。 |
ラザフォード・オルコック |
初代駐日総領事・特命全権公使を勤めたイギリスの外交官。現在は中国駐在公使。 |
ランジート・シング |
インド人による最後の独立王国であるシーク王国を築いた王。 |
リチャード・ガトリング |
ガトリングガンの発明者。アメリカの医者。 |
李秀成(リー・シュツン) |
太平天国の中核をなした貧農出身の名将。副丞相・忠王に任命された。 |
李林冲(リー・リンチュウ) |
娼館「壺中天」を経営する霊幻道士。通称「スパイク・リー」。出典『グレイトフルデッド』 |
林黛玉(リン・ダイユィ) |
絳珠草の化身であり、絳珠仙女、金陵十二釵の一人 。出典『紅桜夢』 |
林鳳祥(リン・フェンシァン) |
太平天国の初期を支えた名将。 |
ルイ17世 |
ブルボン朝フランス国王。享年10歳。本名、ルイ・シャルル・ド・フランス。 |
ルイジ・カドルナ |
第1次大戦のイタリア軍の将軍。ムッソリーニによって元帥に補せられた。 |
ルツィアン・スタニャック |
通称「赤蜘蛛」と呼ばれた殺人鬼。20人もの女性を陵辱し惨殺。 |
レオノーア・パイパー |
ボストン生まれの霊媒師。自動書記霊媒で個人の秘密を探るのが得意。 |
レッド・クラウド |
ラコタ・スー族の偉大な酋長。白人との和平を推進した。本名、マピヤ・ルタ。 |